初心者が最初に知るべきピアノの始め方|楽器選びから練習法まで徹底解説

「ピアノを始めてみたいけど、何から手をつけていいか分からない……」
そんな風に感じている大人の方は、実はとても多いんです。
横浜市のピアノ教室「Miyuki Music」では、これまで数多くの初心者の方が、ゼロからピアノを始め、1曲、また1曲と自分のペースで弾けるようになっていきました。
彼らの共通点は、「最初にちゃんとした“道筋”を知っていた」こと。
- どんなピアノを選べばいいのか?
- どこに置けばいいのか?
- 1日どれくらい練習すればいいのか?
- そもそも“何から始めればいいのか”?
これらを1つずつ明確にするだけで、ピアノ学習のハードルはグッと下がります。
この記事では、代表・たろうと講師・ダイキの対話をベースに、初心者が“最短で挫折せずにピアノを楽しむためのステップ”を、楽器選びから練習法、独学と対面の違いまで徹底的に解説していきます。
「子どもの頃にやっておけばよかった」
「趣味として人生に音楽を取り入れたい」
「脳トレとしても良いって聞いた」
そんな思いをお持ちのあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
今さらなんて言わずに、今日から“自分だけの音楽”を始めてみませんか?
ピアノを始める前に知っておきたい3つの準備
ピアノ選びのポイント|88鍵と61鍵、タッチレスポンスって?
たろう:
「まずピアノを始めるにあたって、どんな楽器を買えばいいか分からないって方、多いですよね。」
ダイキ:
「そうですね。たいていの方は“本格的なピアノ=高価なもの”って思いがちですが、実は最初は“キーボード”でもOKなんです。」
たろう:
「実際、ピアノには大きく分けて2種類あって、88鍵の電子ピアノと、61鍵のキーボードが主流。88鍵の方が本格的なモデル、61鍵は軽くて手軽なモデルってイメージです。」
ダイキ:
「鍵盤数に加えて、“タッチレスポンス”っていうのもポイントで。これは“弾く強さによって音の大きさが変わるか”という性能のことです。」
たろう:
「本物のピアノに近い練習をしたいなら、88鍵&タッチレスポンス付きの電子ピアノがベスト。とはいえ、最初からそこまでこだわらなくても大丈夫です。中古なら数万円台で手に入りますし。」
ダイキ:
「“まずは触れてみる”という意味では、2万円程度の61鍵キーボードでも十分です。音楽が楽しいと感じてから、徐々にグレードアップすればOK!」
置き場所・サイズはどうする?意外な盲点に注意
たろう:
「選ぶ前に忘れちゃいけないのが、“置き場所”。」
ダイキ:
「これ、意外と盲点なんですよね。ピアノってサイズがあるので、置くスペースを先に確保しておかないと、“せっかく買ったけど部屋に入らない”ってことになりがちです。」
たろう:
「61鍵のキーボードは横幅1m前後。88鍵の電子ピアノは1.3〜1.6mほどの長さがあります。」
ダイキ:
「あと、意外と重要なのが“扉から入るか”。特に集合住宅や古い一軒家などでは、廊下の幅や玄関の広さもチェックしておいた方がいいですね。」
たろう:
「もう一つ、“床の音響”にも注目です。フローリングだと響きすぎることがあるので、ラグやカーペットを敷くだけで音が優しくなりますよ。」
電子ピアノとキーボード、最初に買うならどっち?
ダイキ:
「これ、正直“どっちでもいい”んです。でも、目的によっておすすめは変わります。」
▶電子ピアノが向いている人:
- ピアノタッチで練習したい
- クラシックやジャズなど、強弱をつけた演奏がしたい
- ある程度本格的に続けたい
▶キーボードが向いている人:
- 軽く始めてみたい
- 音が出ればOK
- コード弾きやポップスを中心に楽しみたい
たろう:
「結局は“自分がどう弾きたいか”で選べばいいと思います。あと、初期費用を抑えるなら中古市場も要チェックです。」
ダイキ:
「ちなみに僕も最初は中古のキーボード(61鍵)で始めました。3年経ってから電子ピアノに変えましたけど、それでも全然遅くないです。」
初心者がつまずかないための「始め方3ステップ」
Step1|まずは音を出してみよう|触るだけでOK
たろう:
「“最初に何をやればいいですか?”ってよく聞かれるんですけど、僕はいつも“まず音を出してください”って言うんです。」
ダイキ:
「それ、僕も同じこと言ってます。“上手に弾こう”とか“正確に演奏しよう”って考えると、逆に手が止まっちゃうんですよね。」
たろう:
「ピアノは、押せば必ず音が出る楽器です。指1本でも、音楽の第一歩。だから最初は、“この鍵盤を押すとこの音が鳴る”っていう感覚を味わってほしい。」
ダイキ:
「いわば、“ピアノと仲良くなる期間”ですね。構えず、触ってみる。それで十分です。」
Step2|1日15分からの練習法|“弾かない練習”も立派な上達
ダイキ:
「“どれくらい練習したらいいですか?”って質問、やっぱり多いですよね。」
たろう:
「多いですね。でも実は、“短くてOK”なんですよ。僕たちが推奨してるのは“1日15分”。朝10分、夜5分でも大丈夫です。」
ダイキ:
「しかも、音を出さなくてもOK。先生の動画を見る、手の形を確認する、譜面を読む。これ全部“練習”です。」
たろう:
「たとえば、朝に先生の動画を1本見るだけでも立派な積み重ね。寝る前に頭の中で指の動きをイメージするのもOK。」
ダイキ:
「続けるコツは“ハードルを下げる”こと。“今日は練習するぞ!”じゃなくて、“とりあえず鍵盤の前に座る”でいいんです。」
Step3|録音・録画で客観視する|自己肯定感UPにも効果アリ
たろう:
「自分の演奏を録音・録画してみると、最初はびっくりしますよね。“こんなに下手だったの!?”って(笑)」
ダイキ:
「でも、そこでやめずに“その変化を楽しむ”っていうのが大事なんです。録音は“記録”です。1ヶ月後に見返すと、上達が見えてくる。」
たろう:
「実は“ピアノって上達してる実感が持ちづらい趣味”なんですよ。でも録音しておくと、“昨日できなかったフレーズが、今日は弾けた!”って気づける。」
ダイキ:
「そしてそれが自己肯定感になる。『私、やればできるんだ』って感覚、これは練習を続ける上ですごく大きな原動力になります。」
たろう:
「動画に抵抗ある人は、スマホのボイスメモでも全然OKです。むしろ“カメラオフ”の方が気楽な方も多いですね。」
独学vs対面|どっちが合う?あなたにぴったりの学び方
「自分のペースでやりたい」なら独学+動画教材も◎
ダイキ:
「最近はYouTubeやアプリなど、独学でもかなり充実した教材がありますよね。」
たろう:
「うん。昔と違って“動画を見て真似るだけ”である程度弾けるようになるんですよね。教材の質も高くなってますし。」
ダイキ:
「例えば、“人と話すのが苦手”とか、“空いた時間で自分のペースでやりたい”って方には、独学スタイルが向いてます。」
たろう:
「あと“費用を抑えたい”って方にもおすすめ。無料の動画でもスタートできますし、まずは軽い気持ちで始めたい人にはぴったりです。」
「人と話すのが好き」「強制力がほしい」なら対面が最適
たろう:
「逆に、“ひとりだと続かない”って人には、絶対対面レッスンをおすすめします!」
ダイキ:
「ですよね。“レッスン日があるから練習しなきゃ!”って、ある種の強制力が働くので、習慣化しやすいんです。」
たろう:
「あと、対面だとすぐにフィードバックがもらえるのが最大のメリット。“この指使いで合ってますか?”とか、その場で解決できますからね。」
ダイキ:
「それに、“話しながら進めたい”という方にも合ってます。雑談も交えながら、自分だけのペースで、安心して学べるのが対面の良さです。」
Miyuki Musicの“ハイブリッド型”レッスンとは?
たろう:
「うちは、“動画教材”と“対面レッスン”の両方を取り入れた“ハイブリッド型”をやってるんです。」
ダイキ:
「たとえば、普段は動画で練習しておいて、月1〜2回は教室に来て先生に見てもらう。これ、実はめちゃくちゃ効率的なんです。」
たろう:
「独学の“自由さ”と、対面の“確実さ”を兼ね備えてるから、“初心者だけど、ちょっと本格的にやってみたい”って方にもぴったり。」
ダイキ:
「特に、50代・60代の方から人気があるのは、“自分の生活リズムを崩さずに続けられる”ってところです。」
たろう:
「しかも、動画だけじゃなくて、LINEで相談できるサポートもあります。“ちょっと弾いてみたけど違和感ある”みたいなことも、気軽に聞ける体制にしてます。」
ピアノを続けるコツは「楽しさ」と「小さな成功体験」
「毎日続ける」じゃなく「毎日触る」
たろう:
「“続けるコツってありますか?”ってよく聞かれますけど、僕は『毎日練習する』じゃなくて『毎日ピアノに触る』って答えます。」
ダイキ:
「これめちゃくちゃ大事な考え方ですよね。5分でいいんですよ。むしろ“ちゃんとやろう”と思いすぎると、続かない。」
たろう:
「鍵盤に触れるだけ、動画を見るだけ、鼻歌でメロディをなぞるだけ——それも立派な継続です。」
ダイキ:
「ピアノは“やらない日があると下手になる”って思われがちですが、実は“毎日ちょっとだけやる”だけでちゃんと積み上がっていくんです。」
少しでもできたら“録音して褒める”
ダイキ:
「1音でも弾けたら、スマホで録音してみてください。再生して『お、できてるじゃん!』って自分で自分を褒める。これがめちゃくちゃ効きます。」
たろう:
「それ、いいですね〜。褒めると“またやりたい”気持ちが湧くんですよね。」
ダイキ:
「逆に、“できない”ことを探すより、“できた”ことに目を向ける方が、脳も前向きになるんです。」
たろう:
「最初は“1フレーズ弾けた”“昨日より音がきれいになった”みたいな、小さなことでいい。むしろ、その“気づき”が上達の原動力です。」
目標は「誰かに聴かせたい」でOK
たろう:
「何のために練習するかって、“自分の好きな曲を、自分のために弾けるようになりたい”っていうシンプルな動機で十分なんですけど…」
ダイキ:
「“誰かに聴かせたい”っていう目標があると、より楽しくなりますよね。」
たろう:
「うちでも、ちょっとしたセッション会や発表会をやっていて、そこに出ることを目標にしてる方もいます。」
ダイキ:
「動画で家族に送るとか、SNSに投稿してみるとか、小さな目標でいいんです。“人に見せる”って、実は一番のモチベーションになります。」
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2025年8月14日